Music Therapy

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What is Music Therapy?

セラピーって誰でもいくものなんですよ!
 
例えばジムにいって体のエクササイズをするような感じ。ちょっと肩がこったから走りに行こうかとか、ダイエットするために運動しようか、とか。
 
そんな感じで私たちも、心がもやもやしたり、悲しかったりすることもありますよね。でも多くの場合その気持ちと向き合うのではなく気晴らしにショッピングとか、友達と話をするとかそんな対応する人が多いです。でも、セラピーではその心がどんな気持ちであろうとも、”ささいなこと”と片付けずに、きちんと向かい合う場です。
 
たとえば、つい意識しないうちにいらいらしていて人にあたっている自分に気づくことはありませんか?ふと何もないのに、涙がこぼれてくることはありませんか?それは、どこかの片隅に無視しつつけられ、追いやられてしまった心が、あなたに何かを伝えているのです。もっと注意を払って!と。
 
もうひとつ、あまりにも耐え難い体験を過去にし、記憶から抹消してしまう人もいます。でも、その体験はその人のどこかにのこっていて、例えば”鬱”っぽい状態から抜けられ楽なっている人もいます。そんな人の中で、自分ではどうして欝っぽいのか理由がわからないので、精神科に行って鬱の薬をもらってたのですが、治りません。
 
ですが、セラピーにきて、そのつらい記憶を思い出し、その体験がどれだけつらいことだったか自分で認識したとき、その自分に今できることはなんだろうか、と前向き考え始められるようになります。
 
このプロセスは、セラピストと、音楽とクライアントの真剣な対話です。なぜなら、その記憶を呼び覚ますことはとても怖いことですし、とてもエネルギーを要するものだからです。でもセラピストは、クライアントがバーンアウトしないよう、ペースをつくり、支え、注意深く音楽を使い、深い愛情を持って、クライアントと一緒にこのプロセスを歩んでいくのです。
 

ミュージックセラピーを体験した人の話
東京でやったGIMグループセッションの生々しい体験談を書いてくださった方がいますので、ご覧になってみてください。

 
Woody Allen の映画のように…
 
GIMセッションは、音楽を通じて自分との会話をしていくプロセス、いわば音楽を使った心理療法(サイコセラピー)です。
 
心理セラピーは、Woody Allen の映画などで見たことがある方もいらっしゃると思います。最近では Analyze me, Anger Management という映画でもありましたね。短くいうと、音楽心理療法では、通常言葉を主なツールとして行われる心理セラピーと比べて、音楽も主なテクニックとして使っていきます。
 
また、私のセッションでは、絵を使うこともあります。言葉では表しきれないもやもやした気持ち、不安感を、音というものに転換して表現してみると、自分の気持ちに対してもう少し理解が深まるでしょう。もう少し詳しいことや、実際にセラピーのセッションを体験した方の体験談については、Therapy Sessionsのページを参照してください。
 
 

最後に「こころ」とちゃんと会話したのは、いつでしたか?

 

悲しかったり、腹が立った 「こころ」に味方になってあげたり、慰めてあげたことはあったでしょうか? 

 

不安で心配でしょうがなかった時、そんな気持ちを否定しないで、例えば楽しいと思う気持ちと同じ位その存在を認めて向かい合えないでしょうか?向かい合うのが辛い気持ちも、私たちの「こころ」が同じように体験している大事なことの一つなのです。

 

誰しも日々ふと疑問に思ったり強い感情体験をする事があっても忙しさの中で素通りしてしまいがちですが、このセッションを通じて、少し自分自身と向かい合う時をもってみませんか?

 

私はどこを歩いてきて、今どんな所を歩いているのだろうか?そして私は何処に向って歩いているのだろうか?

 

そんな問いに答え探しをセラピストと一緒に行なっていくのが、ミュージックセラピーです。

 
障害をもつ子供との音楽療法
 
何らかの障害、例えば自閉症、脳障害、ADHD, 難聴、目が見えない子供との音楽療法、という分野もあります。
 
例えば自閉症の子供とのセッション。多くの子供は他者と親密なコミュニケーションをとる、という経験をほとんどしません。しかし、音楽の中でならその奇跡のような瞬間が起こるのです。
 
例えば、セラピストが十度の自閉症の子供にドラムのばちを渡しました。すると彼は同じリズムのパターンを強迫観念的にずっとずっと打ち続けました。セラピストは彼のあたかも全く同じことの繰り返しにしか聞こえない、音の連打から、彼のリズムひいては音楽を見つけ出し、ばちで彼の音楽に参加し始めます。
 
すると、ふと彼は音をとめて、彼のリズムー音楽ー言語をつかって彼に話しかけているセラピストを発見します。ここで、彼は初めて自分以外に、自分と共通の言語を話す人を見つけます。
 
日常、行動を制限されたり、他者に言葉を発しても理解してもらえないその子にとって、音楽療法セッションの空間と時間は、全く異なるものでした。音楽を通して、これまで光があてられていなかった彼の才能が花開く場所でもありました。
 
 
障害を持つ子供との音楽療法で有名なNordff-Robbinsのサイトは以下を参照ください。

 

 
リハビリのための音楽療法
 
また、音楽療法は、病院でのリハビリに使われることもあります。
 
リハビリの場合、音楽が持つリズム、メロディーの流れが脳を刺激し、簡単に言うと、おもわず体が音楽につられて動く、という現象が起こります。また、回復したい!というモチベーションを高める心理的側面もあります。
 
音楽を意図的に効果的に使ったセッションは、これらの現象をうまく利用し、心と体の回復を促進します。